価格が高い

ハイブリッドカーは機構が複雑な上に多くのパーツを使用するため、販売価格がガソリン車よりも数十万円から百万円ほど高くなってしまいます。エコカー減税の対象であってもこの価格差を埋めることは難しいでしょう。維持費で勝るハイブリッドカーでこの価格差を埋めるには長い期間乗り続ける必要があります。金額だけで考えれば、車の買い換えが多い人にとってハイブリッドカーは良い選択肢とは言えないかもしれません。

修理費用が高くなる

多くのパーツを使用し機構が複雑なハイブリッドカーは、修理に伴う手数料やパーツ代などが高額になる傾向になります。特にコンピューター制御に関わる部分は正規ディーラーでないと手をつけることもできないケースもあるため、費用、手間、時間など多くの面で負担が大きくなる可能性があります。

音が静かすぎる

ハイブリッドカーの静粛性はメリットの1つですが、状況によってはデメリットとなり得ます。あまりに静かなので、歩行者や自転車が気付かない可能性があるからです。普段の生活で「車が近づいている時にはエンジン音がするからその音に気をつければいい」という思考が染みついていると、音がしない状況ではかえって油断してしまいがちです。場合によっては命に関わる大事故に繋がる危険性がありますので、ドライバーの方で一層注意して運転する必要があると言えるでしょう。

ガソリン車と比べて種類が少ない

近年では多くのハイブリッドカーが登場しているものの、それでもガソリン車と比べればラインナップの多さではまだまだ適わない状況です。ハイブリッドカーを選ぶ前提で検討するのであれば良いのですが、デザインやその他の機能と両立したい方にとってはハイブリッドカーはまだまだ選びにくい状況であると考えられます。